NANO成分配合

■保湿成分

トレハロース

酵母、地衣類(コケ)、その他多くの植物に含まれている二つのグルコースから構成されている二糖類。
白色の粉末。水によく溶ける性質。強力な保湿効果があり、他の保湿成分と比較してみると、乾燥した
環境でより強い保湿効果を発揮する。乾燥などの環境から細胞を保護し肌を守る化粧品に配合される。

グリセリン

無色のやや粘性のある液体。水分を吸収する性質。ヤシ油やパーム油などの多くは、脂肪酸とグリセリ
ンの化合物をアルカリでけん化したときに、石けんとともにできる。肌へのなじみやすべりも良く、肌をや
わらかくし、しっとりとした潤いを与える効果がある。ヒアルロン酸ナトリウムと組み合わせると水分保持
力が増し、潤いが持続する。

BG(ブチレングリコール)

アセトアルデヒドから合成される多価アルコール類で、やや粘性のある透明な液体。グリセリンと同様に
水分を吸収する働きがあり、乾燥から肌を守る化粧品に広く配合。グリセリンに比べてべたつきがない
のが特徴。アルコールの性質として、抗菌性がある。

ヒアルロン酸ナトリウム

ニワトリのトサカからタンパク分解酵素で加水分解したり、弱アルカリで抽出して得られる。白色~薄黄
色の粉末。ヒアルロン酸分子の中に多量の水分を含むことができる性質を持っているため、それを応用
して、強力で効果的な保湿成分として活用されている。乾燥から肌を守り、キメのある整った肌に維持、
回復する目的の化粧品に配合されている。

PG(プロピレングリコール)

酸化プロピレンから化学合成された多価アルコール。無色透明の液体。水やアルコール類に非常に溶
けやすい性質。保湿効果が高く、乾燥から髪や皮膚を守る。また微生物の繁殖を抑える抗菌作用もあり
製品の防腐性を高めるためにも使用。

ベタイン(トリメチルグリシン)

植物から抽出されるアミノ酸系保湿成分。グリシンのトリメチル化誘導体。無色無臭の液体、水溶液。
吸湿性と保湿性が高く、浸透性に優れ、髪や肌に柔軟、弾力性と潤いを与える。

スクロース

サトウダイコンやサトウキビを原料として製造される甘味料。化粧品には潤いのある肌にする保湿効果
のために用いる。

カプリリルグリコール

整肌成、皮脂の元となるタンパク質や脂肪が浮いてくるのを助ける役目。防腐剤など含まず成分を劣化
させない高い抗酸化作用。又、皮膚の乾燥を防ぎ、適度な静菌性で皮膚に対する刺激が少ない。

■乳化成分

TEA

脂肪酸とけん化反応させることで脂肪トリエタノールアミン酸石けんの製造に用いられるほか、クリーム
やローションの良好な乳化剤としても使用される。

ステアリン酸

牛脂やヤシ油からけん化分解して得た脂肪酸をステアリン酸として精製された白色の粉末状。
アルカリと一緒に配合して石けんを作り乳化剤としてクリーム、乳液、ファンデーションなどに使われる。
又、水と油を乳化し、品質を安定に保つために用いられる。

パルチミン酸

通常、中和して脂肪酸石けんとして皮膚や毛髪を洗浄し清潔にするために使用する。

ミリスチン酸、ラウリン酸

オイルに含まれる飽和脂肪酸のひとつ大きな気泡力があり、また長持ちするキメの細かいもちもちした
泡がたくさん立つので泡立ちの良い石けんを作るのに最適です。

水酸化ナトリウム

代表的なアルカリ剤。ステアリン酸やラウリン酸で結合して作ったものが石けんで、様々な酸の中和剤
として使われる。

■安定化成分

カルボマー

アクリル酸を主体とする水溶性高分子で、有機アミン(トリエタノールアミン)で中和して配合される。
増粘剤、乳化や分散の安定化剤が主な配合。又、微生物汚染にも強く、変質、腐敗しにくい。

EDTA(エデト酸)

エチレンジアミンとクロロ酢酸ナトリウムから合成されているエチレンジアミン四酢酸。金属イオンを不活
性化させる代表的成分。製品中に微量に含まれている金属老イオンが変色や沈殿などの品質劣化を
効果的に防ぎ製品の安全性を保つのに利用されている。

■消炎成分

グリチルリチン酸2K(グリチルリチン酸ジカリウム)

マメ科植物、カンゾウ(甘草)の根、または茎から抽出したグリチルリチン酸のカリウム塩。水によく溶ける
消炎効果が強力で肌荒れ予防の目的の化粧品や、ニキビ予防や悪化を防ぐ目的の化粧品に多く配合
される。